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あなたの話はなぜ「通じない」のか

あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)

あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)


これもリーダーが身につけたい25のことで推薦されていた本。
単純にコミュニケーションスキルの話だけでなく、考えるとは何か?というところから。

考える道具とは、そう、「問い」だ。

この「問い」を何回も投げかけ、考えを深めて行くという話。
そう言えば、前の上司に「なぜなぜなぜ」と最低3回は問いかけなさいと言われてたな。。。出来ないから今この本を読んでるんだけどさorz
他方、他人と話している時は「問いの共有」が重要になる。
お互いの問いがズレているとチグハグな応答になってしまい、会話が噛み合ない。

聞き方について。その人の意見となぜをつかもうというのが概要。つかむ為のポイントの一つとしていかがあげられています。

まず、「相手が本当に言いたいことはなにか」、思い込みを排し、最後まで相手の話をよく聞く。最初は些末なことに反応しないこと。

人ではなく論を聞くと良いよ、とは、会社の先輩の言ですが、私に取ってこれが凄く難しい。苦手な人の話はやっぱりそれなりにフィルタがかかってしまう。だから、凄く良いことを言ってくれているのに取り込めない、なんて事が起きてもったいない。
つい、キーワードで反応して返してしまうのも「問い」や「意見」が共有できてない会話が噛み合ないですよね。

自分が話をするとき、最終的には自分と相手の信頼関係というのが重要になる。これを本書では「メディア力」と称しています。
なんかうさん臭い営業マンが「良い話」を持って来ても、本当に良い話だとしてもやめておこうって思いますしね。。。

まず、相手の「問い」を受け入れる。

これが出来ないと、会話が噛み合ない、なんか話が通じない奴と思われる。

高校生向けの小論文ゼミの編集長としてやっていただけあって、読みやすく分かりやすい。
出来てる人からすると当たり前なのかもしれないけど、なるほどと思うことが多かった。少しずつ実践してみたい。