mikiのブログ

日々のこととか、趣味のこととか

2022年・中学受験が終わった(息子の話)

ちょっと前まで保育園だった気がしてけど、あっという間に小6。

日能研の偏差値だと56、首都圏模試だと68くらいな学校(当人の第一志望)に合格できました。まあ、本当に彼の小学校生活は色々あったな。。。

前提

両親は共働きでフルタイム。
見てる余裕もないが、私自身は人を教えるに向かない性格なので、実質家で勉強は見れない。

本人、明るめ・好きなことはのめりこむが嫌いな事やらない。。。という性格からか、学業もメリハリが聞いてる。(要は得手不得手がはっきりしてる)

小学1年~3年の1学期まで - 某探求型フリースクール在籍

校長先生が好きで入った学校だったんですが、2年の終わりで退任されてしまいました。。。
入る前は子供の探求心を育てるというあたりに共感しており、考える力が重要だしこういうのもの良いよな、というので飛び込んでみたという経緯。

辞めるに至った詳しい系はこちら

mikisakai.hatenablog.com

家庭学習の面では、公文を継続してました。

小学3年2学期~4年の途中まで

受験という意味では、有名どころの日能研に通わせていました。
SAPIXとかで御三家?みたいな思惑もあったが、共働きフルタイムだと家で勉強見るのは実質困難なのだよな。。。そもそも入れる気もしないし。。。と話も聞かず敬遠してました。(苦笑

家で勉強する気配はなく、日能研のクラス分けでは最低をマーク。
うーーーんと悩んでいたところ、公文の先生から〇〇塾は塾内で割と完結するし彼には合ってるかも?というアドバイスを頂く。

言われた帰りにその塾に寄って資料もらったり説明聞いて帰り、旦那と協議してちゃちゃっと転塾。
お隣の一つ上のお兄さんが同塾に通っていたという話もあり、あのお家の子が言ってるならありだなーと。

4年後半~6年11月

休まず嫌がらず塾には行く。塾での内容自体は楽しいらしく、学校の授業よりは好きという話を当人はしていた。後に先生に聞くと、割と授業中も疑問があると発言していたらしい。

が、家では各教科1日10分程度の課題も10回声がけして数日に1回1教科(それも算数のみ)やればよい方。。。あの手この手で載せても、ゲームとYouTube(Ticktok)三昧。何度もケンカしたな。。。

そんななか希望だけは高く、秋くらいまでは麻布やら慶応普通部に行きたいというていて、それを元に志望校判定模試を受けるもE判定。まあ当たり前だよな。。。やってないもの。。。

こんな状況で、旦那が現状の学力(外部模試は全く受けなかったので雰囲気ですが)から、この辺かなーという学校をピックアップし、塾の先生と面談。先生からは、現状では若干厳しいが狙えなくないし、選んだもののほかに丁度良さそうなところを何校かピックアップしてくれました。

11月時点で、当人の説得に入り、秋から始まった過去問演習の出題校を変更してもらう。(麻布や慶応はいくらやっても合格点の半分という惨憺たる感じだった)

塾については、4年までは成績でのクラス分けはなく、5年から科目別(具体的には国・算・社理の3つのカテゴリ別)で4-5クラス程度に分かれている感じでした。
算は常にトップクラス、国は下から2番目、社理は最低クラス。いやー、メリハリ効いてますね。

6年12月~1月

12月入ったころから、急にゲームをしなくなった息子。
相変わらずスマホで動画見てはケラケラ笑ってる状況は受験当日まで続いてましたが、自分からゲームを封印したのは親としても驚きでした。こういうの、無理に奪っても仕方ないし(ケンカして取り上げたりとか色々あったけど)、半ばあきらめてたのですが、当人の意識が変わってきたのが感じられました。

12月後半くらいの過去問演習からは、徐々に点が取れるようになって、もしかしていけるのか。。。!?という気持ちになったり。

1月に入ると、過去問演習で初日受ける予定の学校の過去問で合格点に達しはじめ、ちょっと背伸びかもなーという第一志望もあと5点のところまで来てました。

1月2週目あたりからコロナ感染者が全国的に増え、学校でも毎日関係者の感染がありました、という報告メールが来るようになり、ついに一つ下の学年が学級閉鎖。(何も学校から状況説明はないが、恐らくクラスタあったんでしょうねぇ。。。←推測なので分からんです)この時点で同じクラスで受験を控えているママ友にコロナコワイね。。。という話をLINEしてみると「うちの子1月からずっと休みに入ってて、塾の自習室行っている、感染症対策名目だと出席停止扱いになり欠席にならない」という情報を入手。世の中の受験生って1月になると学校行かないのか。。。自分の感覚では前日まで学校行くだろくらいに思ってました。

当人に3週目から休もうと提案するも、直前まで学校へ行きたいと強固に言われ、結局折衷案で4週目(24日)~お休みし、塾の自習室に昼ごろから行きそのまま授業受けてきてもらうというところで妥結。
割と頑張って息子を説得したんですが、結局学校自体が25日~31日まで全校休校に入る事態に。コロナコワイわ。。。

塾自体は22日あたりから入試直前演習という授業に変わって、ひたすら演習をしていた様子。

家での様子に変化がなかったのであまり気が付いてなかったが、今日、当人に聞いてみたところ、12月頃から塾でしっかり聞くという意識を持って授業を受けるようになったと。その結果、壊滅的だった国語が普通くらいになり、社理もそこそこ解けるようになっていた。それより前って、もしかして授業中ぼーっとしてたのではないだろうか。。。という疑惑は残る。

1月は前受けというそうですが、地方校をお試しで受けて試験の雰囲気に慣れる作戦をとることが多いそうです。また、地方校は割と難易度が低いので合格するという体験をすることが出来たりします。
ほぼ外部模試を受けてなかったので、旦那が5校受ける!午前午後受ける練習もすると良い、その通りのプランで受験。さすがに北海道にある上位校は不合格。それ以外の4校(偏差値的には40-45前後のレベル感)は合格。あんまりレベル分かってなくて北海道落ちたときはやべーのでは。。。とかなり冷や汗もんでした。後から聞くと進学校だった。

6年2月本番

偏差値と回数とすんでる地域を考えると大体どの学校か分かりそうですが。。。
実際にはこんな感じで、7回ほど受験。大変ですねぇ。

1日め:同じ学校を午前(4科)午後(2科)受験 -> 午前受験で合格(偏差値49くらい)

2日め:午前 - 第一志望1回目(4科・偏差値56)、午後 - 第一志望と同程度の学校2回目(2科・偏差値57) -> 両方×

3日め:午後 - 第一志望と同程度の学校3回目(2科・偏差値57) -> ×

4日め:午前 - 第一志望2回目(4科・偏差値56) -> 合格

5日め:午前 - だいぶ背伸びな学校の算数選抜(偏差値62) -> ×

(偏差値は日能研基準)

これ以外に1日目で落ちた場合のプランがあり、こちらは2日め午後の受験校以外は全て異なるものになる予定でした。
初日取れたので、当人のレベル感(4科目合計だと恐らく偏差値が50程度かなーと思うてた)よりはちょっと上を目指す方向性のプランに変更へ。5日めは正直、算数のツワモノが来そうなやつでワンチャン!?くらいなノリですね。当人は5日目の後「楽しかった」と感想を述べており、最後が楽しく終わったのは不合格だったとはいえ良かったかと思います。

こうしてみると、受かったのが4科目のみ。意外にも12月以降で社理の追い上げがあったんだな。。。多分。(1日目の午後は午前合格なのでそもそも合格対象外とのこと)

初日取ってたけどさ、2日めに当人的な第一志望落ちて相当凹んでたので4日目に合格来た時は相当喜んでました。その学校に行きたい理由、10年一貫を謡っているからだったりするあたりチャッカリしてる。(親としてはそこで大学の選択肢狭めるのか。。。というのが悩ましい)

4日めは家から近かったのものあり一人で帰宅したのですが焼き鳥19本も買ってきてむさぼり食べてた姿も忘れらられない。

塾について

全国展開しているわけではなく、近隣で4校舎あるくらいの中規模な塾。ベテランの先生が多いが、先生によっては娘(現4年生)は嫌いと言ってたりします。
面倒見が良いのと、授業時間が長めなあたりが良いかもしれません。

6年生のスケジュールは
  - 月火水木 -> 17:00 - 21:00頃
  - 金 -> お休み(たまに過去問演習がある)
  - 土 -> 13:00 - 21:00頃(この他午前に過去問演習ある日もある)
  - 日 -> 13:30 - 19:30頃(9月以降のみ、この他午前に過去問演習ある日もある)

授業後に、お帰り問題があり正解するまで帰れないので遅い日は遅い。。。
はい、良く頑張りました。

上記くらいの時間で、6年生は85万程度。あまり追加でお金を要求されず良心的だった。

で、どの学校行くの?

昨日から色々協議してますが、メリットデメリット諸々考えてしまいます。

最初の合格校は最近少し評判が戻ってきているし、チョット気になる授業も始めてる。進学実績もまあまあ悪くはない。ただ、遠い(片道1時間半くらいかかる)。

当人の第一志望校は、偏差値は最初のより1ランク上。だが、MARCHの付属であり8割がそこに進学。理系のチョットしたところ行ってほしい想いもあり、その点はちょっとマイナス。学力も大学入学後に外部生よりだいぶ低いと大学側から指導が入っており、最近は厳しめに力を入れている・・・という話。それが本当であればいいか。。。

色々書いているが、本人の意思を尊重し、第一志望だし第一志望に行くと思います。近いは正義だったりもする。

おわりに

探求学習ーーーと言っていると、中学受験ってやっぱり悪な感じはあるけど、純粋に点数で評価されるのは良いそうな。(二月の勝者より)

受験以外にも色々あった息子さんでしたが、自分で最後に決めた学校に合格できたこと、嬉しく思うし褒めてあげたいと思います。

当人に言っても知らん顔してスルーされるけど、大人になっても勉強は続くわけで今後も(できればちゃんと)勉強して、遊んでと繰り返して成長してくれれば良いと思います。

親の反省と次に向けて:
親として出来ることは、やる気スイッチを上手く入れてあげることなんだうと思います。自学自習できる子・授業で集中して理解できる子(かつ地頭いいとなお良い)は強いんですよね。下の娘にはこの辺やっていかないとな。。。
この辺の意識をうまくつけられなかったのが、もう一段上を目指せなかったところで親の至らなさだったな、と思います。

長くなりましたが、おわり!