コーチング入門
- 作者: 本間正人,松瀬理保
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2006/02
- メディア: 新書
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俯瞰しようという意味で選んだ一冊。さらっと読める本でした。
人を育てるのは人。信頼関係、コミュニケーションが重要。リーダーシップの本を読んでも出てくる話がここでも出てきます。会社という場所は、人に左右されて業績が変わる。やっぱりイマイチな職場ではモチベーションが上がらないので出来る人も生産性が下がったりしますよね。
この本では、数あるコーチングスキルの中から重要な3つ(3つ選んでるのはリストスリーの例があるからなのか?)あげています。
- 傾聴
- 質問
- 承認
どれも良く言われている事ですが、そもそも聴けないと部下の状況がつかめないからコーチングどころではないですよね。そんな点からも傾聴が一番重要であるというのは納得のいく所です。
子供の心のコーチングでは、親は指示するのではなく「サポート」するのだとありました。上記の重要なスキルはまさに部下をサポートする為に必須の能力。
結局の所、人を育てるという意味では子供だろうが大人だろうが根底は同じなのかもしれません。