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さらば!スキルアップ教

今週の東洋経済の特集「さらば!スキルアップ教」を読んで。
勝間和代さんに代表されるように勉強しよう!スキルアップしよう!という風潮は確かにありますね。自分も「自己研鑽」なんてキーワードで勉強してたりするし。
資金潤沢だった時代はスキルアップに会社がお金を出してくれたそうで(今じゃうちの会社は通信教育くらいかな)、そう機会が減って自己投資スキルアップが流行ったのが1990年。転職ブーム的な時代は特にスキルアップして転職しよう!という流れがあったとのこと。私が会社に入社した前後はITバブルで起業した人、転職した人なんてのを見てきたけど、今も継続して成功しているという人は極々一握りです。
で、東洋経済では、スキルではなく教養を磨けと言っております。スキルと教養の違いって、スキルは英語、IT、会計、資格。。。ビジネスにおいてtoolになるもの。教養はwikipediaによれば「一般に、独立した人間が持っているべきと考えられる一定レベルの様々な分野にわたる知識や常識と、古典文学や芸術など質の高い文化に対する幅広い造詣が、品位や人格および、物事に対する理解力や創造力に結びついている状態を指す。」とのこと。よく成功してる人は多岐にわたる知識を持っているということから、教養を磨けと言っているものと思われます。
私の考えでは、スキルアップは何か目的を達成するためにやるのは良いと思っています。例えば海外の人とコミュニケーションとりたい/英語の情報をいち早く入手したい、だから、英語のスキルアップを目指すとか、○○というシステムを作りたいからIT系の勉強をするとか。ただ、スキルアップ自体が目的になったり、資格をとる事だけが目的になるとあまり意味が無く、時間やお金を無駄に投資した事になる。
教養については。。。自分自身は教養ないので今後を考えると教養をつけたいところです。。。というのは置いておいて、特集では本をたくさん読むのがリーズナブルで良いと。手軽さではその通り。後はアンテナを広くして食わず嫌いせず色々読む癖を付けるってのも重要かな。自分で本を選ぶと兎に角偏りがちだから。。。
その他、多様な人と会話したり、話を聞く機会を持てると良いと思う。会話するためには教養が必要で、、、と鶏卵だけどね。。。