実家の猫

実家に居る3匹の猫。
今日、そのうちの一匹、アイちゃんが永眠しました。
彼女は、末期の猫エイズで、医者にも今まで生きているのが不思議だという程の状況でした。今日の昼頃、痙攣が始まり、母親は病院へ連れて行きましたが、鎮静剤で落ち着かせる事しかできず、この状態のままでも一晩苦しんで死ぬだけだという宣告を受けました。それならば・・・苦渋の決断ですが、母は安楽死を選びました。
この決断の直前、母から電話を貰って「このまま、状態が悪ければ、安楽死を選ぶ」と聞いていました。多分、辛かったんだろうと思います。アイちゃんも母も。
本当に偶然、実家に戻っていたので、安らかな眠りについたアイちゃんに会えました。
最後に会ったのが、半年ほど前で、あの頃は毛もふさふさ（毛長な子だった）、肉付きも悪くなかった。わずか半年でここまで・・・という位、痩せていて、骨と皮だけという表現が正しい状態でした。
あまり見ていると泣いちゃいそうで、「良く頑張ったね」とだけ言い伝えました。
母は、大丈夫と言ってましたが、やはり落ち込んでいるのが伝わってきました。やれることはやったのだから・・・って分かっていても、感情で割り切れない部分はあるものです。